皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
4月20日(月)、在南アフリカ共和国日本国大使館にて開催された「日本食・日本酒PRレセプション」において、日本酒講座プレゼンターとして登壇させていただきました。また、その後は、弊社団 代表理事 大西美香氏とともに、日本から用意した8種類の日本酒を約60名程の出席者の方々に振る舞わせていただきました。
南アフリカ共和国に日本酒文化を
今回は、在南アフリカ共和国日本国大使館にて開催された「日本食・日本酒PRレセプション」に出席いたしました。 はじめに、駐南アフリカ共和国日本国特命全権大使 志水史雄氏、農業省事務次官 ムケツァ・ラマソディ氏、農林水産審議官 渡邉洋一氏よりご挨拶を賜りました。御三方からは、地理的に離れた両国において、「食」文化を通じて新たな架け橋を築き、さらなる関係強化へと繋げていくことへの期待が述べられました。
乾杯のご挨拶の後には、Miss SAKEとして、日本の歴史と文化の文脈を通じて「日本酒」の魅力をお伝えする貴重な講義の機会をいただきました。四方を海に囲まれた島国である日本において、自然・伝統・職人技が融合し発展してきた文化の象徴ともいえる「日本酒」について、その歴史や地域性、原料や製造方法、さらにはグローバル社会における文化的価値の高まりに至るまで、幅広くご紹介いたしました。特に、2024年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたという点については、多くの方々の関心を集めていました。ご出席の皆さまの中には、「日本酒(SAKE)」に初めて触れる方も多く、熱心に耳を傾けてくださり、「日本酒を初めて理解しました」「大変分かりやすい説明でした」といったお言葉を頂戴し、大変光栄に思いました。
日本酒で広がる新たなご縁
その後は、日本酒ブースにて、日本から持参した以下8種類の銘柄を振る舞わせていただきました。ご来場の皆さまのお好みを伺いながら、その場でおすすめの銘柄をご提案する中で、ブースは多くの方々で賑わいを見せました。
・天狗舞 本醸造 – 車多酒造(石川県)
・南 特別純米 – 南酒造場(高知県)
・開運 特選純米吟醸 – 土井酒造場(静岡県)
・龍勢 黒箱 純米大吟醸 – 藤井酒造(広島県)
・大信州 「香月」中汲み – 大信州酒造(長野県)
・梵 特選純米大吟醸 – 加藤吉平商店(福井県)
・雪の茅舎 大吟醸 – 齋彌酒造店(秋田県)
・北雪 遠心分離「光」 – 北雪酒造(新潟県)
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南アフリカ共和国ではワイン文化が根付いているためか、フルーティーで軽やかな味わいの銘柄に加えて、米の旨味をしっかりと感じられる味わい深い銘柄にも高い人気が寄せられたことが印象的でした。現地の方々の中には、日本酒を初めて口にされる方も多く、「お米から造られているとは信じられない」「ワインよりアルコール度数が高く感じる」といった率直なお声から、「とてもフルーティーで飲みやすい」「口当たりが滑らかで美味しい」といったご好評まで、幅広い反応を頂戴いたしました。
また、今回日本酒を気に入ってくださった方の中には、すべての銘柄を試そうと何度もブースに足を運んでくださる方々もいらっしゃいました。お一人おひとりの反応を拝見しながら、日本酒を通じて南アフリカ共和国の方々と繋がることができたことに深い感謝の念を抱きました。
「食」で繋がる文化の架け橋
南アフリカ共和国と日本の間には、1万kmを超える地理的距離があります。しかしながら、今回現地で日本酒を振る舞わせていただく中で、「食」を通じて両国が深く繋がる可能性を改めて実感いたしました。
先述の通り、南アフリカではワイン文化が深く根付いており、葡萄ではなく米から生まれる「Rice Wine」として日本酒に対する関心の高さを強く感じました。中でも特に注目すべきは、現地の食文化とのペアリングの可能性です。南アフリカでは、牛肉や豚肉のミンチにコリアンダーなどのスパイスやハーブを加えて作る「ブルボス」やダチョウの肉を使用した「オーストリッチ・ミートボール 」など、肉料理が食文化の中心を成しています。こうした料理には、米の旨味をしっかりと感じられる純米酒や熱燗もよく合うと感じました。また、フルーツが豊富である点も大きな魅力の一つです。ちょうど旬を迎えていたパパイヤやスイカ、パイナップル、葡萄といった果実には、フルーティーな純米大吟醸やスパークリング日本酒とのペアリングの可能性を強く実感いたしました。今後、⽇本酒が単なる「和食に合う酒」ではなく、自国の食文化とも調和し得る存在であることをより多くの方々に知っていただきたいと思いました。
現時点では、南アフリカにおいて「日本酒」はまだ広く知られているとは言えませんが、今後その魅力と文化的価値、ペアリングの多様性がより広く伝わることで、両国の間に新たな相互理解や異文化交流が生まれていくことを心より願っております。
今回の南アフリカ共和国での「日本食・日本酒PRレセプション」を通じて、日本酒が国や文化の垣根を越え、人と人とをつなぐ力を持つことを改めて実感いたしました。特に南アフリカ共和国では、ワイン文化が深く根付く中で、日本酒に対する関心や期待を強く感じる機会となり、「食」を通じた異文化交流の可能性をより一層実感いたしました。
今後もMiss SAKEとして、日本酒の背景にある歴史や文化的価値を丁寧に伝えながら、世界各地においてその魅力を発信し、日本と各国との架け橋となれるよう努めてまいります。そして、日本酒を通じた対話や交流の輪がさらに広がり、異文化理解の一助となるよう、一つひとつの活動に誠心誠意向き合ってまいります。
2025 Miss SAKE Japan 館農知里

































