2022 Miss SAKE 準グランプリ 川上千晶、横田早紀が「福生蔵開き」に参加させて頂きました
皆様、こんにちは。
2022 Miss SAKE 東京の川上千晶です。
紅葉が美しく舞う11月中頃、2022 Miss SAKE 準グランプリ 横田早紀さんと東京都福生市にて行われました「福生蔵開き」に参加させて頂きましたのでご報告致します。
【開催概要】
日時:11月12日(土)
場所:東京都福生市田村酒造場
主催:田村酒造様・石川酒造様共同開催
今回参加させて頂きました「福生蔵開き」とは、福生市の産業PRを目的とし、市の地域資源である「日本酒」を基軸とした二つの酒蔵(田村酒造様・石川酒造様)による蔵開きイベントです。
私たち二名は、以前「第15回ナデシコプログラム」の際にも大変お世話になりました、田村酒造場様の蔵開きに参加させて頂きました。
【当日の催し】
- 「酒林」の付け替え
- 神明社宮司による神事
- 蔵見学
- 樽巻き職人による樽巻き
- 鏡開き
- 地元の飲食店さんによる出店等
また、田村酒造様は今年で200周年を迎えられる記念の年ということで会場では「200周年記念酒 純米吟醸原酒」や、当イベントのために作られた「嘉泉 福生蔵開き2022」等特別なお酒がお披露目され、多くの方が手に取りご購入されていらっしゃいました。
午前と午後の部に分かれ、総勢600名の方にお越し頂いた当イベント。
午前の部では、初めに「酒林」の付け替え作業が執り行われました。
酒蔵の軒先に吊るされているのを見掛けた事がある方も多いと思いますが、「酒林」とは「杉玉」とも言われ、その名の通り杉の葉を束ねて出来た造形物です。
この酒林はいわば「お酒の出来上がりを知らせる目印」。
日本酒は、秋に収穫されたお米を使って、冬から春にかけお酒を仕込んでいきます。
そうして醸造し、搾って完成した時期に「今年も美味しいお酒ができました」とお知らせするのが、この酒林の役目なのです。
青々とした姿から徐々に茶色く色付く様は、お酒が熟成していく様子とどこか重なる部分があるように思います。
大きく立派な酒林が付け替えられると、会場からも大きな歓声が上がっていました。
また、樽巻き職人の方による、「樽巻きの実演」も行われ、手早く見事に行われる樽巻きにご来場の方々の目も釘付けに。
一寸の狂いのない、手早くかつ迅速な手捌きにまさに「職人技」を目の前で拝見させて頂き、とても貴重なお時間でした。
そして皆様が楽しみにされていた「鏡開き」も執り行われました。
鏡開きをする方を、蔵元でいらっしゃいます田村半十郎様とのじゃんけんで決めるというユニークな方法に会場も大盛り上がり!
見事選ばれたお客様と、「よいしょ、よいしょ、よいしょ〜!」の掛け声と共に盛大に鏡開きが行われました。
こちらのお酒を僭越ながら私たちMiss SAKEが会場の皆様に振る舞わせて頂きました。
皆様、「木の香りがほんのり香って美味しいね」と存分にその味と香りを堪能されていました。
爽やかな秋晴れの中、澄んだ空気と共にお酒を楽しむのはもちろん、酒林の付け替えや、樽巻きの実演、また同時に蔵見学や神事等、あらゆる角度から田村酒造様のお酒や文化体験を沢山の方々が楽しまれた、「福生蔵開き」。
200周年という記念すべき貴重な機会に参加させて頂きました事を改めて感謝致しますと共に、東京のお酒を盛り上げていく一員として、微力ながらも東京のお酒、そして東京の各地域の魅力をこれからも発信して参りたいと強く感じた一日となりました。
最後になりましたが、田村酒造様の益々のご発展をお祈り致しますと共に、心より御礼申し上げます。
この度は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。
2022 Miss SAKE 東京 川上千晶