Miss SAKE News/Blog

2022 Miss SAKE 東京代表 川上千晶 / 第7回ナデシコプログラムレポート

皆様、こんにちは。
2022 Miss SAKE 東京代表の、川上千晶と申します。

爽やかな晴天に恵まれ、色とりどりの花々が咲き誇る4月下旬、第7回ナデシコプログラムに参加致しましたのでご報告させて頂きます。

「Sakeから観光立国」

まず最初の講義は、株式会社 コーポ・サチ代表取締役社長 平出淑恵様によります、日本酒の国際化活動に関するご講義です。

平出様は現在、株式会社コーポ・サチの代表取締役を務められる傍ら、日本酒の国際化活動、そしてこのMiss SAKEの活動にもご尽力下さっています。

日本酒の国際化活動の経緯

キャリアのスタート、そして日本酒との出会いは、社会人として日本航空に客室乗務員として入社され、様々な国と地域を乗務される日々から始まりました。

乗務をしながら、キャリア10年目となった際にワインソムリエの資格を取得され、フライト先でワイン業界で最も名声の高い資格、「マスターオブワイン(MW)」を有する方々と出会います。またその日々の中でワインの文化や背景を知り、同じ醸造酒である日本酒の魅力にも触れられるように。

“優れた技術と長い歴史を有するこの素晴らしいお酒をワインのような世界酒にしたい”

国内フライトで目の当たりにした地方の閑散とした観光地の現状や、押し寄せる少子高齢化の波からこのような想いを抱かれ、日本航空に在籍しながら「日本酒を世界酒にする」活動に邁進されるようになりました。

日本酒を世界酒へ

さて、そもそも何故ワインはこれ程までに世界に普及し、沢山の方に愛されているのでしょうか?

平出様はワインの海外戦略について以下のように考えられています。

ワインの流通戦略は3つのステップに分けられる。

  1. Education(教育)
  2. Competition(コンクール)
  3. Promotion(宣伝行動)

この3つのステップを経ながら、ワインは世界酒となるに至るまで発展してきたと、平出様は分析されました。

それではこの3つのステップをしっかり踏みながら日本酒を世界へ広めていこう、と考えられた平出様。

まずは1つ目のEducation(教育)から取り掛かります。

日本酒の「教育」について

乗務生活を通し、ワインについての知識、海外での交流を深めていらっしゃったご縁で、”WSET”という世界最大のワインの教育機関との繋がりを持たれた平出様。

その繋がりから、このWSETでの日本酒の資格講座の部門を立ち上げる事に成功されます。

“WSET”とは
ロンドンに本部を置く世界最大のワインの教育機関で、初心者から業界関係者まで幅広く学習・教育が出来る講座を提供しています。またワインや日本酒を「感覚でなく理論として理解できる」内容となっており、ワインにおいては、「マスターオブワイン」に続く資格を取得出来ます。
https://www.wsetglobal.com/jp/japanese-qualifications

ナデシコプログラムでも現在「WSET」の講座がございますが、こうした経緯で日本でも講座を受け資格取得が出来るという背景を知り、改めて平出様やご尽力して下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

現在WSETでの日本酒のコースは2段階に分かれており、日本酒に関わる業種の方はもちろん、日本酒の知識を身につけたい全ての方々に是非受けていただきたい講座になっています。

WSET:WSETとは? | ワイン | キャプラン株式会社

「最高品質の酒を世界発信する」

次に、ステップ2.Competition(コンクール)です。

WSETで日本酒コースの開設に尽力された経緯から、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)での“SAKE”部門の開設の道が切り拓かれることとなりました。

“IWC”とは
1984年に設立された世界で最も権威のあるブラインドテイスティング審査会の一つ。SAKE部門は平出様や沢山の方のご尽力により2007年に設立されました。
http://www.sakesamurai.jp/iwc21_medal.html

当時の事を平出様は「一つ目の教育にまず力を入れていたら、二つ目の目的である審査(コンクール)も棚からぼた餅のように付いてきちゃった」とお茶目に話されていました。
何事も目の前のことに全力で真摯に向き合うからこそご縁が繋がっていくのだと、このエピソードからも感銘を受けました。

「世界に向けた日本酒のアンバサダー」

最後に、3.Promotion(宣伝)です。

日本酒をワインのような世界酒にする。そのためには、宣伝活動は欠かせません。

現在日本酒を発信する活動として、私たちMiss SAKEはもちろん、他にもこのような方々が日本酒の魅力を世界中に発信されています。

✳︎世界に向けたSAKEのアンバサダー…“酒サムライ”​​​​
「酒サムライ」公式Webサイト/SAKE SAMURAI …
こちらはIWCにてSAKE部門設立に尽力して下さったマスターオブワインのサムハロップ氏を始め、各業界の著名な方々が日本酒のアンバサダーとして活躍されています。

この様に3つのステップを経ながら着実に日本酒の普及・国際化活動に尽力された平出様は、現在株式会社コーポ・サチを設立され、外務省や様々な省庁での日本酒の講座、普及活動に引き続き邁進されています。

その一つに酒蔵ツーリズムが挙げられます。

✳︎酒蔵ツーリズムについて
酒蔵ツーリズム | 観光庁 – 国土交通省

今日の日本酒の在り方を考える

昨今の世界での日本酒ブーム。

その背景には、平出様や沢山の蔵元様や各省庁の方々、日本酒を愛する本当に多くの方々のお力添えがあっての事なのだと、改めて実感する2時間でした。

私自身、海外に仕事で行った際も日本酒の人気の高まりや、海外の方々の興味や関心の高さを肌で実感しています。

その反面、日本国内での日本酒の消費や若い世代での日本酒の普及・認知度はまだまだ低いように感じます。

Miss SAKEとして、一人の日本人として。

国内外、日本酒を好きな人もそうでない人にもまずは知って頂く事を目標に。

「日本文化を纏う日本酒」の魅力をこれから更に発信していきたいと思います。

「現役アナウンサー直伝 伝えるから“伝わる”話し方」

職場でのミーティングや挨拶、結婚式でのスピーチ等、日常のあらゆる場面でこんな思いをしたことはないでしょうか?

「いまいち、伝えたいことが伝わらない…」

そんな経験がある方に是非読んで頂きたいのがこちら「伝えるから“伝わる”話し方」講座です。

教えて頂いたのは、株式会社トークナビ 代表取締役 樋田かおり様です。

話すことは才能ではない!?

本日ご講義頂く樋田様、実は幼い頃は話すことが大の苦手だったそうです。

人前に出ると緊張のあまり全く話せなくなる自分を変えるため、高校生の時に「話し方講座」に通い始めたところ、次第に話すことが楽しくなったという樋田様。

「自分のような思いを抱えている人の活路を見出したい」と話し方のプロになる事を決意され、青森放送局アナウンサー、中京テレビでのアナウンサーをされた後、株式会社トークナビを設立されました。

話す事が苦手だったとは到底思えない程、嫋やかに美しくお話される樋田様。

いわく「話すことは才能ではなくコツコツと努力することで得意になる」とのこと。

現在ナデシコプログラムを通じて取り組んでいる様々な分野での学びとも重なり、とても勇気を頂けるお言葉でした。

スピーチも「得意」と胸を張って言いたい…!

早速実践に移ります。

伝えたいその言葉、「相手に“聴こえて”いますか?」

話す訓練、というと皆様は「どんなことを話すのか」と、話す「内容」が大切だと思われる方も多いと思います。かくいう私もそうでした。

しかし、それよりもまず大切なこと。

それは「聴こえやすい“声”かどうか」という事です。

せっかく素晴らしい内容のスピーチをしていたとしても、相手に届いていなければ意味がありません。

ここで「相手に伝わる発声」練習です。

>伝える相手を具体的にイメージした早口言葉

全ての音には母音が含まれているため、まずは母音だけの発声練習から。

特に「あ」の発声をする時は口に三本指が入るくらい、大きく開けて発声する事が大切です。

「あ・え・い・う・え・お・あ・お」の基本の母音の発声練習が終わったら、早口言葉で滑舌をよくする練習へ。

読んで下さっている皆様も是非次の早口言葉にチャレンジしてみてください!

「この竹垣に竹立てかけたかったのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけた」

…いかがですか?一回ですらすら言えましたでしょうか。

私はこのタ行とカ行の組み合わせが難しく苦戦していたのですが、樋田様の次の一言で劇的に改善されました。

「ではこの早口言葉、小学生の男の子に話しかけるように言ってみて下さい」

今度は少し大きく、はっきり伝えるように発音しました。

すると驚くことに1回目よりも遥かに話しやすくなったのです。

“伝える相手をイメージする”こと。

発声する時に大切なことは、「伝えたい人はどんな人なのか」を明確にイメージすること。それだけで、声の出し方やボリューム、姿勢までも変わってくるのだと身を以て実感しました。

自分だけのストーリーとは?

さて、発声練習も終わりいよいよ日本大会や日常でのスピーチに向けたスピーチ原稿の作成です。

原稿は以下の手順で作成します。

・自分のPRポイントやストーリー、伝えたいことを思いつく限り箇条書きにする
・その中から「1番伝えたいこと」を選ぶ

この「1番伝えたいこと」を選んだら、それが1番伝わるスピーチ構成を練ります。

例えば…

  1. 結論を1番に話す(上記で選んだ自分が今1番伝えたいこと)
  2. 理由
  3. 具体例
  4. 結論と今後の展望

この様に構成すると、聞きやすく、また具体的な理由やそれに基づく具体例も盛り込まれているので、聞き手側も納得感を持って受け取ってくれます。

「自分だけのストーリー」や「言葉」を持つこと。

第一回のナデシコプログラムでもこの難しさを感じましたが、きっと日本大会まで悩み、模索し続けるテーマなのだと思います。

(※第一回ナデシコプログラムレポート抜粋)

この日同行して下さった中村事務局長も「毎週いろんな形で皆自分自身と向き合ってるね」と仰っていましたが、まさに毎週様々な角度から自己を見つめ直させて頂いているなと感じます。

自分の言葉が無ければ、聞く人の心を打つことは出来ない。

「伝えたい人」「伝えたい言葉」を日々考えながら、“伝わる”話し方を実践して参りたいと思います。

「Miss SAKEとして」

次に、Miss SAKE創設者でいらっしゃいます愛葉宣明様より「Miss SAKEとしての心構え」をご教示頂きました。

ご講義ではMiss SAKEを創設された理由やMiss SAKEへの想い、歴代のMiss SAKEにまつわる思い出をお話頂き、「Miss SAKEに関わって下さった歴代の方々の想い」を改めて感じ、身の引き締まる思いが致しました。

また、愛葉様のお言葉の中で印象的だったのがこちらの言葉です。

「ちょっと勇気のいることが本当のことである可能性が高い。今の自分が1番になれるような場所や居心地がいい環境に身を置き続けるとそれ以上の成長は見込めない。自分よりも優秀だな、悔しいな、と思える人が居るなら、そういう人の近くに居た方がいいです。」

ナデシコプログラムで毎週新しい挑戦をさせて頂き、その度に出来ない自分に落ち込むことも多々ございます。

しかしこの「ちょっとの勇気」を持ち、何歳になっても今の自分よりも成長できる環境に身を置くことを躊躇しない自分でありたいと、背中を押して頂いたそんなお言葉でした。

「テーブルマナー講座」

本日は、最後にディナーを含めたテーブルマナー講座をご用意頂いています。

教えて頂くのは、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張 料飲統括マネージャー坂井様。

頂きましたのは、フレンチのフルコースです。

まずは、お食事前の作法から。

ポイント

・着席する時は左側から
(一説によると、剣を左に差していた時代の名残で左側からの方が座りやすいため)
・ナプキンは高いところを摘んで広げ、二つに畳んで膝元へ。
・お食事は左から、飲み物は右側からサーブされる

普段何気なく座っていた方向やカトラリーの配置も、坂井様のご説明の元、その背景を知ると、「なぜそうなのか」が分かり、これまで以上に身に付きます。

お食事中のマナーとしては一部ですが、以下のものが挙げられます。

・カトラリーは外側から順番に
・頂く内容によってカトラリーの使い方を変えても良い
(ナイフとフォークを鉛筆持ちに変える等)
・魚介類等身を切り離す必要のあるお食事は、殻に沿ってナイフを入れて美しく身を頂く
・お食事は左側から一口大に切って少しづつ口に運ぶ
・デザートのメロンは左手のフォークで実を押さえ、右側からナイフを入れ、8割程度ナイフが入ったら反対側に。切れ目を入れた方から一口大に切って頂く

また、2021 Miss SAKE 松崎さんから、お着物でお食事を頂く際の座り方やお作法も教えて頂きました。

・着席する際は袖が床に付かないように前で綺麗に重ね膝の上で折り畳む
・グラスを持ったり片手で作業する際は、常にもう片方の手で袂をキュッと摘む
・姿勢は常に美しく!座る時は背もたれを使わずに、椅子の前半分に腰掛ける
・懐紙を持っておくと多様な使い方ができ、便利でエレガント

その他にも様々なカトラリーの使い方やマナーを教えて頂き、本当に学びの多いお時間でした。

最後に「テーブルマナーは色々と細かなところはありますが、基本的に同席する方と楽しくお食事出来ればいいのです」と教えて下さった坂井様。

ご一緒する方と楽しく美しくお食事できるよう、教えて頂いたことを胸に留め、これからも自分自身を磨いて参ります。

お世話になりました、坂井様、スタッフの皆様、美味しいお食事と素晴らしいおもてなしを頂き本当にありがとうございました。

最後になりましたが、今回のナデシコプログラムで大変お世話になりました

「アパホテル&リゾート東京幕張ベイ」様、本当にありがとうございました。

「アパホテル&リゾート東京幕張ベイ:【公式】アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉(アパ直なら最 …

こちら、京葉線「海浜幕張駅」から徒歩約10分、京葉道路幕張ICから車で約4km、海浜幕張公園沿いにあります、とても素敵なリゾートホテルです。

ファイナリスト全員にプレゼントして頂いた、アパホテル株式会社 代表取締役専務  元谷拓様のご著書「人生に奇跡を起こす わらしべ長者の魔法」と一緒に最上階フロアにて。
景色も素晴らしく、開放感に溢れたロケーションに改めて感動しました。

頂いたご著書も大切に読ませて頂きます!

「人生に奇跡を起こすわらしべ長者の魔法」
『人生に奇跡を起こす わらしべ長者の魔法』(元谷 拓)|講談社 …

改めましてお世話になりました講師の先生方、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張の皆様、本当にありがとうございました。

2022 Miss SAKE 東京 川上千晶

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