皆さま、こんにちは。2025 Miss SAKE Japan 館農知里です。
12月6日(土) – 7日(日)、日本スポーツ振興パークみらい(茨城県つくばみらい市)にて開催された、「第27回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in つくばみらい」に、2024 Miss SAKE 茨城 井上綿乃/2025 Miss SAKE 準グランプリ 弭間花菜/2025 Miss SAKE 福岡 松口理子 とともに参加させていただきました。
「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」について
「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」は、米・食味鑑定士協会の主催により、世界最大規模のお米の品質評価コンクールとして毎年開催されています。本コンクールは、2000年代衰退が懸念されていた地方・農業・稲作の復興を後押しするべく、食味に特化した新たなコンテストとして始まりました。当初約400検体に満たなかった出品数は、現在では約5,000検体にまで拡大しています。一次審査では食味分析計や穀粒判別器による分析、二次審査では精米後の味度計による測定が行われ、ノミネートされたお米は、会場内にて米・食味鑑定士、料理研究家、流通関係者などの専門家による官能審査を受けます。第10回以降は国際大会として海外からの参加も始まり、受賞米は国内外で高く評価されています。部門は国際総合部門、都道府県・海外地域代表お米選手権、大型農業法人部門(20ha/50ha)、栽培別部門、全国農業高校お米甲子園、小学校部門など多岐にわたり、今の稲作文化を支える生産者から次世代農業の担い手まで、幅広い世代が互いに技術や志を高め合う場となっています。本コンクールでは、単なる品質競争にとどまらず、生産者の挑戦を後押しし、地域のブランド価値向上や農村活性化へとつながる重要な役割を果たしています。
日本の米文化を支える現場へ
初日には、来場客やご来賓の方々を入口にてお出迎えした後、屋外スペースでブース周遊をさせていただきました。二日間とも雲ひとつない快晴に恵まれ、時折冷たい風が吹く澄んだ空気のもと、各出展ブースの皆様へご挨拶させていただきました。
最初に訪れた「いばらき地酒バー」ブースでは、茨城を代表する銘柄をお客様へ紹介するお手伝いをさせていただきました。ブース内には、水戸駅直結の店舗内で実際に提供されている「100円で30ml」のワンコイン試飲コーナーも再現されており、皆様お一人おひとりに合う日本酒試飲を提案させていただきました。この空間を通して、米文化と酒文化が地域の暮らしに溶け込み、互いに歴史を育んできたことを感じて胸が熱くなりました。
その後は、米づくりの現場を支え続ける農業関連メーカーの皆様のブースへもご挨拶に伺いました。日頃、Miss SAKE農業体験でお世話になっているKubota様に改めて感謝をお伝えしたほか、井関農機様ではトラクタに試乗させていただく貴重な機会を頂戴しました。農業機械だけではなく、肥料や防虫技術、研究開発など、米づくりを多方面から支える専門家の皆様のお話を伺う中で、食卓に届く一粒の米に込められた努力と高い技術力を改めて実感いたしました。こうしてブースを巡りながら、生産者・技術者・地域の皆様が一体となって日本の米文化を未来へ紡いでいることを、会場の空気とともに強く感じる時間となりました。
感動の前夜―生産者の想いに触れた懇親会
一日目の夜には、ホテルグランド東雲(茨城県つくば市)にて懇親会が開催されました。冒頭ステージ上で行われた鏡開きでは、私達Miss SAKEも登壇させていただきました。その後は、全国各地からお越しになったコンクール関係者の皆様に向け、茨城県内35蔵の銘酒、そして県外各地の日本酒を振る舞わせていただきました。会場には生産者の方々も多くいらっしゃり、日頃の米作りへの想いや、結果発表を前にした緊張の気持ちなど、様々なお話を直接聞かせていただきました。Miss SAKEとして、「日本酒」を媒介に多くの方々と縁がつながり、心温まる会話を交わせたことを大変嬉しく思います。
また、地元茨城県の酒造りを牽引してこられた茨城県酒造組合会長 浦里浩司氏をはじめ、本コンクールにおいて長年にわたり連続して金賞を受賞されている株式会社雪ほたか 代表取締役 小林政幸氏など、日頃よりご指導・ご支援を賜っている皆さまにもご挨拶の機会を頂戴いたしました。
会も終盤に差しかかった頃、翌日の表彰式に先立ち、食味総合得点が特に優れた米にのみ授与される「国際総合部門 金賞」の受賞者が、米・食味鑑定士協会会長・鈴木秀之氏より直々に発表されました。名前を呼ばれた生産者の皆様が、歓声に包まれる中で涙を浮かべながら喜びを分かち合う姿に触れ、米作りに注がれた長年の努力と情熱の深さに大変胸が熱くなりました。こうした惜しみない挑戦と研鑽の積み重ねが、日本の食文化、そして私たちの日々の食卓を支えているのだと改めて実感いたしました。 このような貴重な瞬間に立ち会わせていただけたことに、心から感謝申し上げます。
一粒の向こう側に
二日目には、コンクール審査員を務める貴重な機会をいただきました。会場では、全国農業高校お米甲子園2025/大型農業法人部門/栽培別部門にノミネートされた46検体を、外観・香り・味・粘り・硬さという5つの評価基準に沿って丁寧に評価いたしました。すでに一次・二次審査を通過した「選び抜かれた」お米ばかりで、どれも美味しいと感じるのは当たり前。その一粒ひと粒が持つ個性とじっくり向き合う間に、前日にお会いした生産者の皆様のお顔が自然と脳裏に浮かんできました。限られた時間ではありましたが、心を込めて真摯に審査に臨ませていただきました。
また、審査前には特別に炊飯室の様子も視察させていただきました。炊飯室では、炊飯係の方々がイヤモニ越しに指示を受けながら、一人一台の炊飯器を担当し、決められた手順と時間に合わせて正確に炊飯を進めておられました。張り詰めた空気の中で真剣に作業を続ける姿から、公正な審査を陰で支えるために多くの方が尽力されていることに深い敬意と感謝の念を抱きました。
感動の拍手に満ちた栄誉の瞬間
二日目の午後は、いよいよ表彰式が執り行われました。式の序盤では、次回「第28回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の開催予定地である福島県須賀川市岩瀬地区の皆様による引き継ぎ式が執り行われました。次期実行委員長である大寺正晃 須賀川市長からは、本コンクールへの深い感謝とともに、来年度の開催に向けた力強い決意が語られ、会場内は静かに耳を傾けられました。続いて行われたコンクール大会旗授与と、名物となっている「おにぎりのかぶり物」の贈呈式では、会場に笑顔が広がり、未来へのバトンがしっかりと手渡される瞬間を間近で拝見させていただきました。
続く表彰式では、部門ごとに受賞者の皆様へ、賞状・盾・トロフィー・記念旗などが、小田川浩 つくばみらい市長、そして米・食味鑑定士協会 鈴木秀之会長から直接授与されました。私達Miss SAKEも、コンクール介添人として進行をお手伝いしながら、受賞された方々の晴れ舞台を間近で見届けました。会場を包む大きな拍手の中で、受賞者の皆様が喜びを噛みしめる姿、努力の日々を思い返して涙をぬぐう姿に触れるたび、私たちも胸が熱くなりました。
この度受賞された皆様、そしてノミネートされたすべての皆様に、心よりお祝いを申し上げます。
今回の「第27回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in つくばみらい」二日間を通して、米作りの現場に息づく情熱、そして一粒のお米が私たちの食卓に届くまでに費やされる膨大な時間と努力を、改めて実感することができました。生産者の皆様が真摯に向き合ってきた一年の歩み、その挑戦がこのコンクールという舞台に結晶となって表れ、会場全体が熱気と感動に包まれる瞬間に何度も立ち会わせていただきました。米文化は、日本の食文化の根幹であり、自然の恵みそのものです。その未来を支えようと尽力される方々の姿から、私自身深い感銘を受けました。
今後もMiss SAKEとして、日本酒文化はもちろん、その源流にある米作りや農業への理解をさらに深め、国内外へと発信してまいりたいと思います。一粒のお米が育む物語を、酒蔵の皆様、生産者の皆様、そして地域の方々とともに紡ぎながら、日本の食と文化の魅力を未来へつないでいけるよう、より一層励んでまいります。
2025 Miss SAKE Japan 館農知里











































































































